アドラーと劣等感

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"他の人と比べて自分はなんでこんなに劣ってるんだろう。"

そういう思う時は誰にでもあると思います。

 

それもそのはず。

 

この地球には人が大勢います。

私たちは決して1人で生きている訳ではありません。

なので、人が存在する限り、人と比べてしまうことは自然なことなのかもしれません。

 

しかし、人と比べすぎて自分の欠点を数えていくと、段々と自分を卑下してしまい、本当の自分を見失います。

 

劣等感とは非常に厄介なやつです。

 

そんな時にはこの本が非常におすすめです。

 

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"嫌われる勇気"

こちらの本は一時期話題を呼び、今ではベストセラーになりました。

この本はご存知だと思いますが、アドラーの教えを会話形式で伝えてる本であり、現代社会で生きる人間に強く生きるための考え方を提供しています。

 

この本の中でも特に劣等感に関して前向きに向き合えるようなアドラーの思想を抜粋させていただきます。

 

❶人を横の関係で見る

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 劣等感を感じるのはきっと自分よりも上の存在と自分を比べてしまうからでしょう。

世の中は上司と部下、先輩後輩、歳上と歳下…と言ったように縦の関係で出来ているように見えます。

そしてその縦の上の方、例えば上司と部下だったら、上司の方が偉い。普通はそう思いますよね。

 

この縦の関係立場だけではなく、その人の功績や容姿にも人によっては当てはめてしまうのではないでしょうか。

 

たくさんビジネスで成功をしている人、名誉ある賞を受賞している人、スタイル抜群な美形のモデル…など、すごい人や偉い人ってあたかも自分よりも雲の上の存在のうように見えてしまう。

 

しかし、これは私たちの錯覚に過ぎないのです。

 

ドラーは人はそれぞれ平面を違う方向へ進んでいると言っています。

そこには上下関係はありません。つまり人がそれぞれ違う人生を歩んでいてそこに優れているとか劣っているとかないのです。

 

上司と部下であっても、同じ平面を歩いています。

また、どんなに素敵な人でも自分と同じ平面を歩いているのです。

 

アドラーは"人はそれぞれ違うけれど、同じ"と提唱しています。

 

人は上下関係などの縦の関係ではなく、実は平面上の横の関係で出来ているのです。

そして、この横の関係で人を見ることによって、劣等感ではなく幸福感へと繋がると述べています。

 

❷褒めるのではなく感謝の気持ちを。

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劣等感は相手の批判から感じてしまうのもあるのではないでしょうか。

 

いつも貶されてる人といつも褒められてる人が居るとします。

ほとんどの人がおそらく、貶されてる方が惨めだな。と感じると思います。

 

しかし、これは大きな間違いです。

 

実は褒められる方が惨めな思いをして居るのです。

 

アドラーは"自分が相手より上だと思う人ほど、相手を褒める"と指摘してます。

例えば、家の中で小さいこどもが手伝いをしたとします。母親は小さいこどもを褒めます。

おそらく"よく出来たね、偉い偉い"と言ったような決まり文句を言うでしょう。

しかし、もし夫が手伝いをしたらどうでしょうか。おそらく小さいこどもに言うように"偉い偉い"などとは言いません。

母親が子供よりも上であるからこそ、子供を褒めるのです。

 

また、夫が妻に"こっちは稼いでるのにお前は、ダメなやつだ"と罵ったとします。

それは妻が一見夫からしたら"ダメな人"。という風に捉えられますが、実は夫は妻を恐れている心理があるのです。妻が稼いでしまったら、自分の価値がなくなると思ってしまうのです。

 

 じゃあ、どうしたらいいのか。

人を褒めちゃダメなのか。

 

アドラーは相手を褒めるのではなく、

"気持ち"を伝えることが大切だと言っています。

 

例えば、"ありがとう"や"嬉しい"と言った気持ちを伝えることで公平で、お互いにいい関係を築けるのです。

先ほどに申し上げた"横の関係"を繋ぐことが出来るのです。

 

 ❸劣等感は必要不可欠

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 劣等感は克服するためにあるものであり、自分を成長させる大切なものです。

 

アドラーは、自分を卑下する人や、自慢をする人、または他の人をむやみに批判する人などは劣等感を克服しようとして行っていることだと言っています。

つまり、他の人に害を与える人は自分に劣等感がある人が多いのです。

 

劣等感は普通克服するために、努力をしないといけないものです。言い換えると、努力次第で劣等感はなんとでもなるのです。

 

アドラーは、人間は前進するために劣等感を兼ね備えていると考えてます。

なので、劣等感をたくさん待つことは自分の成長の可能性の大きさを表しているのではないでしょうか。

 

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劣等感は無くならないものかもしれませんが、考え方次第で自分にとってプラスに変わることはいくらでもできます。

 

劣等感で前に進むか、後ろに後退するか。

それはあなた次第なのではないでしょうか。